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LinuxでWi-Fiに接続する
目的
接続用アプリケーションをインストールしていないArchLinuxなど、GUIを使わない方法でWi-Fiに接続しなければならない場合があります。
今回はそんな時にwpa_supplicantを使ってWi-Fiに接続する方法についてです。
準備
まずは下記のものを用意してください
- 無線LANに接続できるLinuxマシン
インストール
ArchLinuxの場合は下記のようにしてインストールします。
$ sudo pacman -Sy net-tools wpa_supplicant iw iproute wireless_tools
チェック
現在のデバイスの状態をチェックします。
$ iw dev wlan link
スキャン
利用可能なアクセスポイントをスキャンします。
デバイス名はifconfigなどで調べておいてください。
$ sudo iw dev wlan0 scan # または $ sudo iwlist wlan0 scan
大量の情報が表示されるのでSSIDだけgrepで表示させましょう。
$ sudo iw dev wlan0 scan | grep -i -n ssid # または $ sudo iwlist wlan0 scan | grep -i -n ssid
接続
スキャンして得られたアクセスポイント名を用いて接続します。
wpa_supllicantを使って接続するので、設定ファイルを作成します。
まずは、wpa_passphraseを使って基本となるファイルを作成します。
$ wpa_passphrase your_essid your_password > wpa_supplicant_your.conf
WPA2の場合はこれで十分です。WPAの場合は下記のようにさらに追記します。
network={ proto=WPA key_mgmt=WPA-PSK pairwise=CCMP group=CCMP priority=2 ssid="your_essid" #psk="your_password" psk="**********your_number*************************" }
これを使って接続します。
$ sudo wpa_supplicant -c ./wpa_supplicant_your.conf -i wlan0
おわりに
いかがでしたでしょうか。 わからないことなどがありましたら、ご質問だくさい。
2015/7/30