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BeagleBoneBlack(ArchLinux)の起動

目的

今回はBeagleBoneBlackについてです。
前回作成したArchLinuxのSDカードを使ってBeagleBoneBlackを起動していきます。
起動したあと、便利に使うための説明などをしていきたいと思います。

方法

では、ここからはBeagleBoneBlackの起動を行っていきます。

BeagleBoneBlackはディスプレイにマイクロHDMIケーブルを使うのですが、高いので今回は使用せずに、ディスプレイなしでBeagleBoneBlackのセットアップを行います。 方法は、同じネットワークへ接続してsshで繋ぐ方法と、USB-Serialコンバータを使用してシリアルコンソールでログインする方法、クロスケーブルを使う方法があります。 今回は1つ目の、ネットワークごしにログインします。この方法ではIPアドレスがわからなくても、sshで接続することができます。

2015/7/30 追記
USB-Serialコンバータを使用してシリアルコンソールでログインする方法を追記しました。こちら

準備

まずは下記のものを用意してください

  1. BeagleBoneBlack (Rev C)
  2. ArchLinuxがインストールされたマイクロSDカード
  3. LANケーブル
  4. MiniUSB-B to USB-A ケーブル
  5. ネットワークに接続したLinuxマシン

(1) BeagleBoneBlack には種類が複数ありますが、現在最新のRev Cを使用します。

(2) BeagleBoneBlackはRaspberryPi B+などと同様にマイクロSDカードを使用します。 こちらの通りインストールをしておいてください。
内部ストレージもありますが、インストールにはSDカードを使用しないとできません。 内部ストレージの方が早いので、SDで起動した後に内部ストレージへインストールをお勧めします。

(3) BeagleBoneBlackをネットワークに接続するためにLANケーブルを使用します。有線でないと設定できません。

(4) BeagleBoneBlackはMiniBで電源供給を行います。 RaspberryPiと異なり、設定をするとこのポートを使って(ネットワークケーブルを使用せずに)パソコンからログインできるようになります。

BeagleBoneBlackの起動

まず、こちらで作成したSDカードをBeagleBoneBlackに差し込んでください。

ネットワークへ接続するために、有線LANでルータとBeagleBoneBlackを接続してください。

MiniUSBケーブルでBeagleBoneBlackとパソコンをつなぐと、電源が供給されて、BeagleBoneBlackが起動します。 しかし、デフォルトではeMMC(内蔵メモリ)に入っているDebianが起動してしまうので、SDカードから起動させるために、SDカードを差し込んだ口側にあるボタンを押しながら、USBケーブルを接続してください。

青いLEDが何度か点滅したら、ボタンから手を話しても大丈夫です。
しばらく待つと、LEDの点滅が一定周期になって起動したことがわかります。

起動には20~30秒ほどかかります。
これで起動は完了です。

BeagleBoneBlackへ接続

次に、用意しておいたLinuxマシンからBeagleBoneBlackへ接続します。 ここからは、Linuxマシンでの作業です。

LinuxマシンとBeagleBoneBlackは同じネットワークへ接続しておいてください。

BeagleBoneBlackへはsshを使って接続します。sshは、
$ ssh username@ipaddress
のように指定して接続します。

今回インストールしたArchLinuxのusernameはrootに設定されています。

では、ipaddressはどのようにしたらわかるのでしょうか?
インストールしたArchLinuxはIPアドレスはDHCPサーバから動的に取得するように設定されているため、IPアドレスがわかりません。

IPアドレスを探す

このような場合にはnmapを使用してIPアドレスを調べます。

nmapはポートスキャンなどに使われるネットワークツールです。 今回は、ネットワーク上に存在するすべてのマシンへパケットを送信して、SSH接続を待ち受けている(22番ポートが開いている)マシンを探します。
場合によっては、ネットワーク上に存在する他の人に迷惑をかけてしまうので、閉じた環境で実施してください。

まずは、BeagleBoneBlackを探す範囲を決定します。

LinuxマシンのIPアドレスをifconfigで取得します。 同じネットワークに接続しているため、BeagleBoneBlackのアドレスの範囲を推測することができます。

                            $ ifconfig
                            wlp2s0: flags=4163 UP,BROADCAST,RUNNING,MULTICAST   mtu 1500
                                    inet 192.168.1.5  netmask 255.255.255.0  broadcast 192.168.1.255
                                    inet6 2408:f3:447d:0:3fa5:eb78:c809:d96  prefixlen 64  scopeid 0x0 global
                                    inet6 fe80::f2ab:fd9f:60ae:e021  prefixlen 64  scopeid 0x20 link
                                    ether 40:25:c2:f5:53:2c  txqueuelen 1000  (Ethernet)
                                    RX packets 7864  bytes 3785892 (3.6 MiB)
                                    RX errors 0  dropped 0  overruns 0  frame 0
                                    TX packets 4651  bytes 794902 (776.2 KiB)
                                    TX errors 0  dropped 0 overruns 0  carrier 0  collisions 0
                        

私の環境では、上記のように表示されました。inetのうしろにある192.18.1.5がIPアドレスです。

環境によって、IPアドレスや、デバイス名(wlp2s0 や enp4s0 eth0)は変わりますが、IPアドレスを見つけてください。

BeagleBoneBlackも同じネットワーク上にいるため、さきほど取得したIP:192.168.1.5より、BeagleBoneBlackのIPアドレスは192.168.1.1 〜 192.168.1.255であることがわかります。

ここまで推測できたのでnmapを使って、推測した範囲内のマシン全てにパケットを送ります。
192.168.1.1 〜 192.168.1.255の範囲を指定するためには、192.168.1.1-255と打ち込みます。

IPアドレスは適宜置き換えてください。

                            $ nmap -p22 192.168.1.1-255
                        

しかし、たくさんのマシンが表示されて22番ポートが開いているマシンがわかりづらいので、grepに流し込んでopenのものだけ表示させます。

                            $ nmap -p22 192.168.1.1-255 | grep -i -B3 open
                            Nmap scan report for 192.168.1.6
                            Host is up (0.011s latency).
                            PORT    STATE SERVICE
                            22/tcp open ssh
                        

私の環境では、上記のように表示されました。 forの後ろにあるのが、22番ポートが開いているマシンのIPアドレスです。

これで、BeagleBoneBlack(だと思われるマシン)のIPアドレスがわかりました。 もし複数表示された場合は、それぞれのマシンにssh接続を試してみてください。 正しいマシンにのみログインできるはずです。 (BeagleBoneBlackが複数ある場合は別ですが)

SSHで接続する

BeagleBoneBlackのIPアドレスがわかったため、これでやっと接続できます。

$ ssh username@ipaddress
のusrenameをroot、ipaddressを先ほど発見したIPアドレスに置き換えて接続します。

                            $ ssh root@192.168.1.6
                        

「The authenticity of host '192.168.1.* (192.168.1.*)' can't be established.
ECDSA key fingerprint is ********************::.
Are you sure you want to continue connecting (yes/no)?」
と聞かれたら、yesと入力してください。
要は「これまでに接続したことがないけど信頼できるシステムなの?」ということです。

                            Are you sure you want to continue connecting (yes/no)?  yes
                        

もし、「Warning: Permanently added '192.168.1.*' (ECDSA) to the list of known hosts. ssh_packet_read: Connection closed」と言われて接続できない場合は、以前に同じIPアドレスのホストに接続したことがあるようです。 ホストが変わったため、次のように入力してそのIPアドレスのsshのリストを初期化してみてください。

ipaddressは適宜置き換えてください。

                            $ ssh-keygen -R ipaddress
                        

うまく接続できると、「root@192.168.1.6's password:」とパスワードの入力を求められます。 デフォルトでrootのパスワードは「root」になっているため、rootと入力してください。

                            root@192.168.1.6's password: root
                        

コンソールの左端が、「[root@alarm ~]#」になったら接続成功です。

                            [root@alarm ~]#
                        

BeagleBoneBlackへ接続する(シリアルコンソール)

sshではなく、シリアルコンソールで接続する方法についてです。この方法では、sshが起動していない場合、ネットワークがない場合でも接続できます。

まずは、仮想コンソールscreenをインストールします。

                            $ sudo pacman -Sy screen
                        

次にUSB-SerialコンバータとBeagleBoneBlackを接続します。

次のように接続してください。

BeagleBoneBlackUSB-Serialコンバータ
LANポート側から1つ目 GND
LANポート側から4つ目 TX (OUTPUT)
LANポート側から5つ目 RX (INPUT)

LinuxマシンにUSB-Serialコンバータを接続して起動します。

lsを使ってUSB-Serialコンバータのデバイス名をチェックします。

                            $ ls /dev/ttyUSB* /dev/ttyACM*
                        

私の環境では、/dev/ttyUSB0として認識されました。

下記のコマンドを打って接続します。デバイス名は各自置き換えてください。

                            $ sudo screen /dev/ttyUSB0 115200
                        

これで接続できます。

終了するときはctrl+a k yと3つ順に入力してください。

BeagleBoneBlack(ArchLinux)の設定へ続く

おわりに

長くなってしまったため、分割して次回に続きます。
わからないことなどがありましたら、ご質問だくさい。

2015/6/30

 

 

 

ArchLinuxでwi-fiアクセスポイント作成

目的

ArchLinuxをインストールしたRaspberryPi・BeagleBoneBlackをwi-fiのアクセスポイントにして、他の機器を接続させます。

準備

まずは下記のものを用意してください

  1. BeagleBoneBlack or RaspberryPi
  2. 無線LAN USBアダプタ

起動して、ログインしておいてください。

hostapdのインストール・設定

ここからは、マイコンボードでの作業になります。

インストール

                        # Ubuntuの場合
                        $ sudo apt-get install hostapd
                        # ArchLinuxの場合
                        $ sudo pacman -Sy hostapd
                    

設定

下記の内容で/etc/hostapd/hostapd.confとしてcurlで保存します。

                        interface=wlan0
                        ssid=arch_ap
                        hw_mode=g
                        channel=3
                        wpa=2
                        wpa_passphrase=temppwds
                        wpa_key_mgmt=WPA-PSK
                        rsn_pairwise=CCMP
                    
                        $ curl -O http://tokun.net/bookshelf/robot/hostapd.conf
                        $ cp hostapd.conf /etc/hostapd/
                    

次のようにして起動します。

                        $ hostapd /etc/hostapd/hostapd.conf
                        $ systemctl enable hostapd
                    

以上で設定は完了です。

dhcpdのインストール・設定

インストール

                        $ sudo pacman -Sy extra/dhcp
                    

設定

下記の内容で/etc/dhcpd.confとしてcurlで保存します。

                        option subnet-mask 255.255.255.0;
                        option routers 10.0.0.0;
                        subnet 10.0.0.0 netmask 255.255.255.0 {
                            range 10.0.0.1 10.0.0.10;
                        }
                    
                        $ curl -O http://tokun.net/bookshelf/robot/dhcpd.conf
                        $ cp dhcpd.conf /etc/dhcpd.conf
                    

次のようにして起動します。

                        $ dhcpd
                    

bridge-utilsのインストール・設定

インストール

                        $ sudo pacman -Sy bridge-utils
                    

設定

下記のコマンドを実行してブリッジを作成します。

                        $ brctl addbr bridge_name
                        $ brctl addif bridge_name wlan0
                        $ brctl show
                    

下記のコマンドを実行してブリッジをupにします。

                        $ ip link set up bridge_name
                    

おわりに

いかがでしたでしょうか。 わからないことなどがありましたら、ご質問だくさい。

2015/7/29

 

 

 

BeagleBoneBlack(ArchLinux)の設定

BeagleBoneBlack(ArchLinux)の起動の続きです。

方法

では、ここからはBeagleBoneBlackの設定を行っていきます。

アップデート

まずはOSのアップデートを行います。pacmanを実行してください。

                        $ pacman -Syu
                    

:: Proceed with installation? [Y/n]と聞かれたら、yを入力してください。

                        :: Proceed with installation? [Y/n] y
                    

もし、-bash: pacman: command not foundと言われたら、それはSDカードから起動できていません。 こちら見ながら、もう一度起動しなおしてみてください。

アップデート完了までしばらくお待ちください。

固定IPの設定

今後はnmapを使って総当りアクセスをしないように固定IPを割り振って、一発でアクセスできるようにします。

一般的なネットワーク上の固定IPの方法はこちらを見て設定してください。 (Linuxの固定IP設定

USBでのSSH接続

これらの方法ではネットワークとルータが必要ですが、BeagleBoneBlackではさらにもうひとつアクセス方法を提供しています。

それは、電源供給に使用しているMiniUSBポートを使った接続です。(USB Ethernet)(USB 仮想LAN)

RaspberryPiでは、このポートは電源供給にしか使えませんが、BeagleBoneBlackはなんとこのポートを通じてSSH接続することができます。

しかし、デフォルトでは使用できないので使うための設定をしていきます。

usbネットワークインターフェースの有効化

まずは、usbのネットワークインターフェースを有効化します。

最初に、現在認識されているネットワークインターフェースをチェックし見ましょう。

                            $ ip link
                            1: lo: ..................
                            2: eth0: ...............
                        

loとeth0の2つが表示されると思います。 ここにusb0を追加することでusbをネットワークインターフェースとして使うことができるようになります。

usbネットワークインターフェースを有効にするために次のコマンドを実行してカーネルにg_etherを読み込ませます。 (gとetherの間はアンダーバー)

                            $ modprobe g_ether
                        

もう一度、認識されているネットワークインターフェースを確認してみましょう。

                            $ ip link
                            1: lo: .................
                            2: eth0: ...............
                            3: usb0: ..............
                        

usb0が追加されていれば成功です。

最後にip link upで有効になります。

                            $ ip link set up usb0
                        

ifconfigで確認してみましょう。

                            $ ifconfig usb0
                        

usb0の情報が表示されれば完了です。

自動設定スクリプトの作成

これらの操作は、再起動するとすべて初期化されてしまいます。

そのため、公式で永続的に設定する方法があるのですが、私の環境ではうまく動作しなかったため、ゴリ押しで起動するたびにこれらの操作を自動でするPythonスクリプトを組みます。

スクリプトは下記のようなものになっています。

                            #!/usr/bin/env python3
                            # -*- coding: UTF-8 -*-

                            import os, sys
                            import subprocess

                            #----- call_system() -----#
                            def call_system(cmd):
                                splitted_cmd = cmd.split()
                                subprocess.call(splitted_cmd)

                            #----- main() -----#
                            def main():
                                # Add IP Adress
                                cmd = "modprobe g_ether"
                                call_system(cmd)
                                cmd =" ip link set eth0 up"
                                call_system(cmd)
                                cmd = "ip link set usb0 up"
                                call_system(cmd)
                                cmd = "ip addr add 192.168.7.2/24 dev usb0"
                                call_system(cmd)

                            if __name__ == '__main__':
                                try:
                                    main()
                                except KeyboardInterrupt:
                                    print("\nCtrl+C - END")
                        

このファイルを/opt/bin/start_conf.pyとして保存してください。

startとconfの間はアンダーバー

                            $ mkdir -p /opt/bin/
                            $ cd /opt/bin/
                            $ pacman -S wget
                            $ wget http://tokun.net/bookshelf/robot/start_conf.py
                            $ chmod 755 start_conf.py
                            $ pacman -S python3
                        

次に、このスクリプトをsystemdを使って自動起動させます。

systemdに登録するためには、.serviceファイルを書きます。 今回は、別のスクリプトを起動させるだけなので、とても簡単なものになっています。

                            [Unit]
                            Description=Beagle Bone Configuration
                            After=local-fs.target

                            [Service]
                            Type=oneshot
                            ExesStart=/opt/bin/start_conf.py

                            [Install]
                            WantedBy=multi-user.target
                        

このファイルを/etc/systemd/system/start_conf.serviceとして保存してください。

startとconfの間はアンダーバー

                            $ cd /etc/systemd/system/
                            $ wget http://tokunn.net/bookshelf/robot/start_conf.service
                        

最後に、.serviceファイルをsystemdに登録します。

                            $ systemctl enable start_conf.service
                        

これで完了です。 次回起動時から自動で設定されるようになります。

                            $ reboot
                        

起動時にはこちら見ながら、起動してください。

SSH接続

では、実際に接続してみましょう。

BeagleBoneBlackをUSBで接続したLinuxマシンで、ifconfigを打ちます

                            $ ifconfig
                        

すると、普段より1つ多くデバイスが表示されると思います。 私の環境では、enp0s20u1i1と表示されました。 これが、BeagleBoneBlackです。

このデバイスを使って接続するのですが、IPアドレスが割り振られていないため接続できません。

そのため、まずはIPアドレスを割り当てます。

先ほど、BeagleBoneBlack側のIPを192.168.7.2/24に設定しました。Linuxマシン側は192.168.7.1/24を設定しましょう。

ip addrで割り当てます。devicenameは適宜先ほど調べてたデバイス名に置き換えてください。

                            $ sudo ip addr add 192.168.7.1/24 dev devicename
                        

割り当てたら、もう一度ifconfigで確認してみましょう。

                            $ ifconfig devicename
                        

192.168.7.1が割り当てられていることを確認したら、sshで接続します。

                            $ ssh root@192.168.7.2
                        

パスワードはいつも通りrootです。

コンソールの左端に[root@alarm ~]#と表示されたら成功です。

インターネット接続はできませんが、これでBeagleBoneBlackとパソコンさえあれば、ネットワークなしでも接続できるようになりました。

おわりに

いかがでしたでしょうか。
わからないことなどがありましたら、ご質問だくさい。

2015/7/1

 

 

 

2台のパソコンでROSを実行

目的

ROSでは、ノードとノードを分離させて別のパソコンで動作させることができます。 この方法を使えば、ロボット側のパソコンでroscoreや制御用ノードを実行して、ワークステーションでrvizを実行し指示を出すことができます。 同じwi-fiに接続すれば、自分は動くことなく制御やチェックが可能です。

準備

まずは下記のものを用意してください

  1. ROSがインストールされたマシン(ロボット側)
  2. ROSがインストールされたワークステーション

2台とも同じネットワークに接続してください。

設定

まずは、ロボット側のマシンでROSを起動します。

                    $ roscore
                

次に、ROS_MASTER_URI(ゆーあーるあい エルじゃなくてアイ)をroscoreを起動したマシンに設定します。

ロボット側のマシンでは環境変数をチェックすると、すでにlocalhostになっています。

                    $ export | grep ROS_MASTER_URI
                    ROS_MASTER_URI=http://localhost:11311
                

ROSは11311番ポートを使って通信してるようですね。

                    $ nmap -p11311 localhost
                    11311/tcp open unknown
                

開いていますね。

ワークステーションでも、roscoreを起動したマシン(今回はロボット側)のIPをROS_MASTER_URIに設定します。

roscoreを起動したマシンのIPアドレスはこちらを参考に固定しておいてください。

                    # この場合は192.168.1.6
                    $ export ROS_MASTER_URI=http://192.168.1.6:11311
                

ROS_MASTER_URIの値を確認して正しく設定されていれば完了です。

                    $ export | grep ROS_MASTER_URI
                    ROS_MASTER_URI=http://192.168.1.6:11311
                

ワークステーション側で実行されるノードはロボット側のroscoreを通じてノードと通信することができます。

おわりに

いかがでしたでしょうか。 わからないことなどがありましたら、ご質問だくさい。

2015/8/11

 

 

 

hector_slamとmove_baseを用いた自律移動

目的

前回に続いて、Daiki Maekawsさんのサイトを参考にしながら、move_baseの動作を確認してみます。

Roombaがないため、自分で持って移動します。

準備

まずは下記のものを用意してください

    1. ROSがインストールされているマシン(前回作成したもの
    2. HOKUYO URG-04LX-UG01

今回はレーザーレンジファインダとして北陽電機株式会社のレーザーレンジファインダ URG-04LX-UG01を使用します。 USBバスパワーで駆動するため簡単に使うことができますが、5m程度の距離しか得ることができません。

レーザーレンジファインダをパソコンに接続したら、一般ユーザーでもアクセスできるように、パーミッションを変更します。

                    $ sudo chmod 666 /dev/ttyACM0
                

デバイス名ttyACM0は適宜変更してください。

hokuyo-nodeもインストールしておきます。

                    $ sudo apt-get install ros-indigo-hokuyo-node
                    # 現在はhokuyo-nodeよりurg-nodeの仕様が推奨されているようですが、今回はhokuyo-nodeを使用します。
                

ダウンロード

今回もDaiki Maekawaさんのnavigation2d_exampleを使わせていただきます。

githubからダウンロードしてきます。

                    $ cd ~/catkin_ws/src
                    $ git clone https://github.com/DaikiMaekawa/ros-navigation2d-example
                

起動

move_baseをroslaunchで起動します。

                    $ cd ros-navigation2d-example/launch
                    $ roslaunch move_base.launch
                

rviz上で2D Nav Goalボタンを押して、目的地をクリック&方向にドラッグでゴールを指定すると進路がrviz上に表示され、ロボットの動きが/cmd_velに配信されます。

cmd_velの確認

                    $ rostopic echo cmd_vel
                

ゴールを指定すると、動作目標が配信されるのを確認できます。

レーザーレンジファインダを持って指示通りに移動すると、ゴール付近で終了します。

おわりに

いかがでしたでしょうか。 わからないことなどがありましたら、ご質問だくさい。

2015/8/7

 

 

 

hector_slamを用いた地図作成

目的

ROSは、機能ごとにモジュールが分かれていて他の人が作ったモジュールを自分のプログラムに組み込むことが容易にできます。 今回は公開されているhector_slamというパッケージとレーザーレンジファインダを使って地図を作ってみたいと思います。

準備

まずは下記のものを用意してください

    1. ROSがインストールされているマシン(前回作成したもの
    2. HOKUYO URG-04LX-UG01

今回はレーザーレンジファインダとして北陽電機株式会社のレーザーレンジファインダ URG-04LX-UG01を使用します。 USBバスパワーで駆動するため簡単に使うことができますが、5m程度の距離しか得ることができません。

レーザーレンジファインダをパソコンに接続したら、一般ユーザーでもアクセスできるように、パーミッションを変更します。

                    $ sudo chmod 666 /dev/ttyACM0
                

デバイス名ttyACM0は適宜変更してください。

ダウンロード

今回はDaiki Maekawaさんのhector_hokuyo.launchを使わせていただきます。

githubからダウンロードしてきます。

                    $ cd ~/catkin_ws/src
                    $ git clone https://github.com/DaikiMaekawa/hector_slam_example.git
                

hokuyo-node hector_slamはインストールしておきます。

                    $ sudo apt-get install ros-indigo-hokuyo-node ros-indigo-hector-slam
                    # 現在はhokuyo-nodeよりurg_nodeの仕様が推奨されているようですが、今回はhokuyo-nodeを使用します。
                

起動

hector_hokuyoをroslaunchで起動します。

                    $ cd hector_slam_example/launch
                    $ roslaunch hector_hokuyo.launch
                

レーザーレンジファインダとパソコンを持って周りを歩くと地図が作成されます。

おわりに

いかがでしたでしょうか。 わからないことなどがありましたら、ご質問だくさい。

2015/8/7

 

 

 

DebianをBeagleBoneへインストール

目的

今回は、BeagleBoneBlackにDebian Wheezyをインストールします。

組み込み用途のため、lxde版ではなくconsole版をインストールします。

準備

まずは下記のものを用意してください

  1. BeagleBoneBlack Rev C
  2. mincro SDカード
  3. Linuxマシン

SDカードの準備

ここからはLinuxマシンでの作業になります。

イメージファイルのダウンロード

ビルドされたイメージファイルをダウンロードしてきます。

                        $ wget https://rcn-ee.com/rootfs/bb.org/release/2015-03-01/console/bone-debian-7.8-console-armhf-2015-03-01-2gb.img.xz
                    

md5sumはmd5sum: 10823cb21e6fc4536ff87605dc50ea6eです。必要に応じてチェックしてください。

展開

ダウンロードしたイメージファイルを展開します。

                        $ unxz bone-debian-7.8-console-armhf-2015-03-01-2gb.img.xz
                    

書き込み

パソコンにSDカードを接続してください。

イメージファイルを書き込むために、まずはSDカードのデバイス名をチェックします。

                        $ lsblk
                    

ここで、デバイス名をチェックします。デバイス名を間違るとOSが飛びますご注意ください。

私の環境では、/dev/mmcblk0として認識されました。

わからない場合は、SDカードを抜いた状態で実行・指した状態で実行して比較してみてください。

次に、調べたデバイス名を使用してSDカードにイメージファイルを書き込みます。

私は/dev/mmcblk0ですが、各自正しいデバイス名に置き換えてください。

                        $ sudo dd bs=1M if=bone-debian-7.8-console-armhf-2015-03-01-2gb.img of=/dev/your_devicename
                        # 私の場合は
                        $ sudo dd bs=1M if=bone-debian-7.8-console-armhf-2015-03-01-2gb.img of=/dev/mmclkb0
                    

以上でSDカードの準備は完了です。

おわりに

いかがでしたでしょうか。 わからないことなどがありましたら、ご質問だくさい。

2015/7/29

参考サイト